当院で試行可能な検査

レントゲン

レントゲン室の写真

肺やお腹の状態などを確認するために使用します。撮ってその日のうちに確認できますので、検査の結果がすぐにお伝えできます。また胃透視検査や骨密度測定(骨塩定量検査)も試行可能です。

骨密度測定(骨塩定量検査)について

骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を測定する検査で、骨粗しょう症の診断に役立ちます。また、骨の健康状態を数値化することにより、骨量の減少を早期に発見し、適切な予防や治療を行うことが可能になります。

骨密度測定によって得られる情報!

  • 骨折を起こす前の骨減少症や骨粗しょう症の発見
  • 将来骨粗しょう症に罹患するリスクの予測
  • 定期的な測定による骨量減少速度(疾患の進行)の評価
  • 治療の有用性、もしくは無効性の証明(治療評価)

(骨塩量骨密度検査結果は数日~1週間ほどかかります。)

心電図

心電図検査の写真

心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、心疾患の診断と治療に役立てるものである。不整脈や狭心症など、心臓や脈に関連のある病気の発見に役立つ機材です。

呼吸機能検査器(スパイロメーター)

呼吸機能検査の写真

息切れする、呼吸が苦しい、咳が出る、痰が出るなど、肺の病気が考えられる時に行ないます。肺活量、%肺活量、努力性肺活量、1秒量、1秒率、1回換気量、残気量などを調べます。肺の病気の診断、重症度などを調べるのに役立ち、治療効果の測定にも使われます。喫煙が原因のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の発見や気管支喘息の診断にも重要な検査です。

呼気NOモニター:NO breath

呼気NOモニターの写真

当院では一酸化窒素(NO)の呼気測定検査が実施可能です。これは気管支の表面に好酸球(喘息での様々な症状に関係している細胞)が増えて炎症を起こしている時には,吐く息のなかの NO 濃度が高くなることを利用した検査です。喘息などの好酸球性炎症のモニタリングにご使用できます。

ネブライザー(気管内加湿)

ネブライザーの写真

生理食塩水や薬剤を吸入するための機材です。
気管支喘息の方やCOPDなどで痰が出しにくい患者さまに使用することが多いです。気道に対して直接薬剤をあてることができるため、速効性があります。

エコー(超音波検査)

超音波検査の写真

腹部や心臓の状態を確認するために使用します。体の表面に超音波の出る探触子(プローブ)を当て、ゼリーをつけて密着させるだけなので、痛みはありません。
レントゲン撮影やCTのように放射線に被曝することもない安全な検査です。
肝臓、腎臓、膵臓など様々な臓器を見ることができ、がんや腫瘍の発見に役立ちます。

血液検査

当院では血液検査は全て外注になっております。
一般的な項目は翌朝に結果が分かります。特殊な項目については数日から1週間ほどかかります。

迅速検査

インフルエンザ・マイコプラズマ・溶連菌の迅速検査が院内で実施可能です。咽頭または鼻腔から検体を採取します。結果は数分~15分ほどで分かります。

インフルエンザ検査(富士ドライケム IMMUNO AG-1)

富士ドライケム IMMUNO AG-1

従来のインフルエンザ診断は、ウイルス量が少ない発症初期には検出感度が低いことが知られています。
富士ドライケムは、富士の写真技術を応用してウイルスの検出感度を向上して、ウイルス量の少ない発症初期の検体でも検出可能で、発症後間もない患者さんでも判定ができます。

マイコプラズマ迅速検査「クイックナビ™-マイコプラズマ」に関して

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症で、特に成人・小児で発生頻度の高い感染症の一つです。抗菌薬(抗生物質)によって治療しますが、マイコプラズマ肺炎に効果のあるものは、マクロライド系などの抗菌薬の一部に限られています。初期症状は咳や発熱など風邪とほとんど変わりがなく、肺炎に進行する可能性が高いので十分な注意が必要です。早期にマイコプラズマを確定診断し、有効な抗生物質治療を行うことが重要と考えられます。
従来マイコプラズマ検査方法には、専用機器や高度な検査手技が必要で、培養して菌を見極めるまでには時間を要します。
「クイックナビ™-マイコプラズマ」は、マイコプラズマ抗原を迅速かつ高感度に検出できるイムノクロマト法による迅速検査キットです。測定は15分程度で簡便に検査することが可能です。臨床試験では、感度の高い遺伝子検査LAMP法と比較して、陽性一致率が81.7%、陰性一致率が100%とこれまでの迅速検査キットに比べ非常に優れた感度と特異度が確認されています。

ドロップスクリーン検査(アレルギー原因迅速同定機器)

当院ではドロップスクリーン(アレルギー原因迅速同定機器)という検査機器を導入しました。

血液1滴から41種類のアレルギー検査結果が分かります。
  • この検査機器では血液1滴から41種類のアレルギー検査結果が分かる(レベル分類まで判定)検査ができます。
  • 従来のような腕からの注射針を使った採血を必要とせず、指先から小さな針をチクッと刺して検査できるうえ、血液採取量はたったの約1滴でOKなため、お子さんや採血が苦手の方でも負担が少なく検査できます。
  • これまでは検査の結果がでるまでに1週間を要していましたが、このドロップスクリーンでは院内の検査機器ですぐに結果がでるため、翌日には結果がわかります。
  • アレルギーが疑われる鼻炎、湿疹、じんましん、かゆみなどの症状のある方は、保険や受給券が使えます。3割負担の方は5,000円程です。

別途、診察料、処置料などがかかります。

その他

自動血圧測定器

自動血圧測定器の写真

待合室にございますので、ご自由にお使いください。

モバイルサイト

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  • 当院では、かかりつけ医機能として下記の取り組みを行っています ・患者が受診している他の医療機関及び処方されている医薬品の把握と必要な服薬管理 ・専門医師又は専門医療機関への紹介 ・健康診断の結果等の健康管理に係る相談応需 ・保険・福祉サービスに関する相談に応需 ・緊急時の対応方法等に係る情報提供
  • 当院では患者さんの状態に応じ、・28日以上の長期の処方を行うこと・リフィル処方せんを発行することのいずれの対応も可能です。

    ※ なお、長期処方やリフィル処方せんの交付が対応可能かは病状に応じて担当医が判断致します。

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